ネパールの カトマンズ→ スノウリ國境→クシナガール佛跡、Rajgir 佛跡 を経て Odesha オデッシャ州の Puri プリに着いた。
クシナガール近くのデオリアからの夜行列車が朝まで来なくて夜更かししたせいでまた風邪ひいた。
ヒンド列車に乗ると風邪を引きやすくなる。
90%以上の確率で列車が遅れるのが当たり前→ 6時間以上遅れることも当たり前→ 夜行列車のはずが朝まで来ないから眠れない→ 身体が弱衰→風邪引く。
夜行に乗る場合は深夜12時頃の発車ではなく、午後5時以降8時ぐらいまでの発車予定の列車を選ぶほうが無難。
十分に睡眠を取ることは最優先にしたほうが良い。
駅のドミトリーも活用すべし。
Puri には日本人宿のサンタナロッジがあって、朝夕2食付きでドミトリーは300ルピーからという。
長期滞在できるかと思って来てみると、増築工事中だった。
既存宿泊エリアは影になって薄暗く、ユダヤ人ゲットーならぬ日本人ゲットーかと呼べそうな雰囲気だった。
工事は煩いし埃っぽい。
ドミトリーは4つベッドが平らに並んでいて、一つ開いていた。
個室は600Rから。1000の部屋しか開いていなかった。
とりあえず一泊してみようと思っていたのだが、ただでも泊まりたくないような陰鬱な所であった。
両替する必要があったのでできるか尋ねると、できると言うが、レートが近くの旅行エージェントよりも100Rs 悪かった。(100ドルあたり)
コルカタのサンタナもたまたま見てきたが、そこも窮屈感がひどいところで、割高だし、泊まりたいと思えるところではなかった。
ヒンドのサンタナグループは日本人を食い物にしたいだけのところとしか見えない。
バラナシにもあるらしかったが、寄っていない。
プリに着いて駅からサンタナロッジのある方向へ約2km、歩いていた。
両替レートを聞いたり、バイクレンタル屋に寄ったりしながら。
ある旅行エジェントの紹介でゲストハウスを見ると200Rsの個室でトイレシャワーも一応付いている。
海も見える。
Durga Lodge という。ここにした。
看板は出ていない。闇宿屋の様相。
欧米系も2人いるようだ。
いつも海風が窓から入り込む。
網戸がないから日暮れ時から蚊が多くなる。
ベッドの上にテント立てて寝ている。
この周りの宿もいくつか見たがいまいち。
移動したいが移動する気にはならない。
500Rs も出せばかなりいい部屋もある。
隣の500Rsの宿主に窓に網戸はあるかと確認しに行ったら、なかった。
その代わりに月に一回殺虫剤を噴霧していると自慢する。
かようにホテルの部屋は薬物汚染で危険である。
見えない所であらゆる汚染がありうる。
ビーチまで歩いて5分。
左側は漁村住居密集エリアで砂浜はトイレになっているから人糞が散乱している。
右の方に行くと生活臭はなくなり、いくらかましになる。
漁民の近くでは新鮮な魚が買える。
1kg100Rsぐらい。
近くには簡素な店、食堂はある。
駅近くや Jagannath Temple 方面に出るにはオートリキシャ、人力車があるが、シェアリキシャは流れていない一人の移動だと割高になる。
ヒンドのどこの街にもあるシェアリキシャがない。
移動するには割高な街である。
ここまで南に来ればもはや寒くはない。
夜も半袖でいける。
ここもヒンドの片隅であるからには交通騒音、ゴミだらけであることは避けられない。
ヒンズー教とはDirty, Noisy, Dusty, Lazy な習俗である。
ヒンズーには多くの神がいるようだが、どの神も綺麗にせよとは命じなかったのであろう。
ヒンド人の美的感覚は、ゴミの散乱を放置できる程度のものである。