ラオスでは、子供が逃げる光景を見かけることがよくある。
道路をゆっくり車で走っていると、近づくにつれ、走って逃げていき、影に隠れる。
これは南部のパクセーをバイクでツーリングしていた時にもしばしば逃げる子供を見かけたので、ラオス國内であれば東西南北どこでも共通の習性なのだろう。
皆が逃げるわけではないが、この同じ学校に歩いている別の所の2人の少女が100m先でこちらの車を見るやいなやとっさに走って建物の影に隠れた。
走り去り際にはこちらを覗いていて、こちらが手を振ると、あちらも手を振っていた。
そのように親にしつけられているのか、学校で教えられているのか。
ラオスでは愛想の悪い、無表情の子供が多い。
ミャンマーの子供の方がよほど良い。
子の習性は親の習性
ラオスの子供が逃げるのならば、その親、大人たちの深層心理も同じでろう。
逃げたいが抑制しているだけである。
そんなラオスの大人たちの習性が現れているのが、外人を決して自宅に泊めようとしないことである。
これまでに何度かラオス人の家に泊まりかけた流れになったことがあるが、最終的には退去せざるを得ない状況に追い込まれる。
ラオス人は例外はあるだろうが、絶対に自宅に外人を泊めたりしないと心得ておいたほうがよい。
外人を自宅に泊めることが法律上も禁じられているのはタイでも同じであろうが、ラオスでは共産党独裁体制なためにより厳格に民衆によって執行されているルールなのかもしれない。
友好的なラオス人でもいざとなると恐ろしいほどの拒絶反応が現れるのである。
ラオス人と一緒に飲み食いする機会があったりして泊まっていけという流れになっても最後はダメになるだろうから、遠慮して自分でキャンプ地か、ゲストハウスを探しに出たほうが良い。
無邪気なラオス人だけならいいが、他の誰かが必ず入れ知恵してダメになる。
自転車でラオスを旅した人がキャンプを拒否られた経験談、子供が逃げる話も:
そもそもラオスでキャンプ場などは見たことがない。
ラオスでテント張ってキャンプしているのを見たことはない。
日没後、山奥の集落外れの温泉の駐車場で車内で休んでいると、狂暴に追い出されたりする。
地元の人に悟られるとろくなことはない、面倒になる。