タトパニ温泉からラトパニ温泉に移動して一泊し、早朝7時過ぎにゴレパニ目指して歩き始めた。
日帰りはできないとしても、翌日には戻れるつもりで小さいサブザックにはライト、水ボトル、タオル、スマホ充電器ぐらいしか入れていない。
防寒着はダウンジャケットは着て、長ズボンは2枚重ね、
手袋、耳頭帽子はなし。
持っていった方が良かった物
結果として、持っていった方が良かったものは、
- 自炊用電気ポット (宿での食費が価格カルテルで高くつくから)
- 加熱用食糧:米・豆等合計2kgぐらい。
- 靴下1 (宿で洗って朝までにストーブの上で乾かすということもできたが)
- 手袋1
手袋はゴレパニで買うこともできたが、本当に必要なのは 標高3200mのPoon Hill だけだった。
持っていく必要のない物
- 寝袋 宿で掛け布団を2枚もらえる。閑散期。
持っていってよかった物
- スマホ充電器
- バッテリー
- デジカメ
- 水ボトル
- ヘッドライト
- タオル
- 歯ブラシ
- お金3,000Rs以上
持っていったが必要なかった物
- パスポート
- イヤホン
忘れた物
- バッテリー、デジカメを充電するケーブル (スマホと接続コネクタが異なるため)これは最終日に宿で借りれた。
総費用は 2,300円
使ったお金は:
- ミカン3個 10Rs 子供から
- お茶 20Rs
- チーズ 100Rs レストランで
- チーズ1kg 850Rs チーズ工場で 1日目 ランチ ディナー
- 部屋代 100Rs 1泊目
- 部屋代 200Rs 2泊目
- 豆スープ 220Rs 2泊目夜
- ダルバート 300Rs 3日目ブランチ
以下は、下山お土産
- ミカン2kg 140Rs 1kgはその場で食べた。
- 豆1kg 200Rs
- 米 1マナ 100Rs
合計 2240 Rs
無料飲料水はどこにでもある
水は1Lボトルだけ携帯していれば、どこでも路上水道があるのでそのまま飲める。
一度だけ不純物が多かったので飲むのを避けたが、次の水場は遠くない。
水は200g以上の重さを携帯する必要はない。
ゴレパニの路上水道水も飲んだが問題なかった。
蛇口水道の他に、自然湧水もある。
食糧は朝も食べずに出発し、何も携帯しなかった。

少し歩いた所で少女がミカンを一個10Rs で売りに来た。
その子の家に行ってお茶を飲み、ミカン3個10Rsで買った。
Ghara のYak チーズ
Ghara の手前のレストラン Excellent View Guest Houseで Yak Cheese の看板を見て100Rs 分のチーズを注文したら、これくらい出てきた。


昼前にGhara の村に着いた時に、Yak チーズの工場で安く買えることを聞き、1時間寄り道してチーズ1kg850ルピーのローカル価格で購入し、その場で火にかざして温めて空腹を満たした。
ガスでお湯をわかさせてくれて、チーズを入れて食べることができた。チーズスープがいい。

途中のレストラン、ホテルでは、100g 200ルピーで売っているから100g 85ルピーの原価で買えればオトクである。
ホテル・レストランは皆このチーズ工場から同じ値段で買っている。
Ghorepani ではダルバートは550ルピー、少し下のShikka では400ルピーである。
ダルバート2食分でチーズ1kgが買える。
チーズは立派な携行食である。
これ2kg 買っておけば、価格カルテルのレストランなど使わずに、チーズと蜜柑のローカルフードだけで往復できただろう。
ガラのチーズ製造所はここ:
ガラのあたりには日本のカラスに似たカラスが多い。カーカーと鳴き方も似ている。
チェックポイントは迂回可能
外國人ツーリストと見ればお金を掠め取ろうとする怠惰ネパール人の検問所・チェックポイントはShikha に一箇所のみ。
Maps.me の地図に正確な場所が載っているので簡単に迂回できる。
ネパール人は検問好きである。車道でも頻繁に検問所があり、バスは停車せねばならぬ。が今までパスポートまで出せとは言われたことはない。とりあえず止めてちょっかいしたいだけであろう。
Shikha のようにネパール人が大勢普通に農耕生活している村を訪れるのに、外國人から金を4000ルピーも取ろうとするとは気違い沙汰である。暇人、怠惰人でなければ想像できることではない。こんなものがなくなれば、ネパール中の凸凹道路が平坦になっているだろう。
大体、Singa 温泉で湯治の予定があって1ヶ月半滞在していた人に対して、わざわざポカラに戻って4,000円の許可証を取ってこいなどと言えるだろうか。
ポカラから直行でトレッキングに来る人ばかりではない。
Ghorepani に着いてから反対側の Ulleri 方面に下るならば、そこにもチェックポイントがあるようだがこれも迂回できるだろう。
Birethanti のチェックポイントはここ:
1日目は、Chitre の手前で日没となり、小さな Barahi Guest House に泊まった。
一泊100Rsの部屋には、電源コンセントもあるから、電気ポットを持ってくれば自炊もできた。
夫婦2人で運営している。
ダルバートは400Rs。
眺めは良いが、雲がかかっていた。
午後から新雪が降って、山の白みが増していた。

他に客はなし。
後ろからゴレパニ目指して歩き続けるトレッカーもいた。
Barahi Guest house:
車も通れるくらいの道をショートカットしながら上っていく。
殆どの人は1日でゴレパニまで着いてしまうだろう。