プークラドゥン國立公園 Phu Kradueng National Park อุทยานแห่งชาติภูกระดึง を歩いてきた。
昨年6月にも来ているが、その時は雨季で閉鎖中であった。
登山道の入口に監視人が居て、入れなかった。
今度こそ登らずにはいられない。
Google map のコメント欄の情報で、7時間ぐらいかかるというのでさぞ大変かと思ったらそうでもない。
登りは3時間で、あとは平坦な道。
最高点は、1280mだからそんなに高くはない。
キャンプ場まで1時間。
そこから滝巡りハイキング道が3時間ぐらいでキャンプ場に戻って越夜。
急ぐなら日帰りも可能だろう。
午後4時までに下り始めれば良い。ヘッドライト必携で。
朝は日の出前1時間ぐらいから登り始めたら良い。
7時から14時までしか登れないと書いてあるが、6時50分に入れた。
降りてくる人にお前が一番だとよく言われた。
登りは日の出前1時間から、下りは日没前2時間からが涼しい
登り道は東斜面で、朝日が正面から当たるので暑くなる。
だから午後日が傾いてから登り始めるというのもありだと思うが、午後2時以降は登れないように禁止されている。
登り口では、記名しないといけない。チケットなどは検査されない。記名するだけ。
朝6時50分発
9時35分山頂台地着
10時30分キャンプ場に到着+シャワー
11時30分 滝巡りハイキング開始
15時50分 キャンプ場に帰着 食事
翌朝 日の出は Nok Aen Cliff で
10時下り始め
12時下山完了
下山完了時に荷物の重さを計ったら、4kg であった。その時には水はわずかしか残ってなかった。
必要なもの:
水1リットルぐらい。(水はどこでも売っているが、1.5 L 50 ฿)滝巡り中に湧水を見つけ、補給できたので買わずに済んだ。
食事はどこでもできる。60฿から。
携行食はミャンマーで買った豆類。
ダウンジャケット
寝袋
シャツ1枚
夜は8℃くらいまで冷える。
キャンプ場には東屋がいくつもあって、長椅子があり、その上に寝れるのでテントは必要ない。
テントがあればキャンプ場に著いたらすぐに荷物を置いて手ぶらで滝巡りなど歩くこともできるだろうう。
レンタルテントは250฿。
持ち込みテントの設営は30฿。
マットも寝袋もレンタルであり。
夕陽と朝日ポイント
3時間登りつめると広い台地に出る。
そこの道は車も通れるような単調な道で面白くない。
そこで何ができるのかというと、朝日、夕陽の鑑賞と滝巡りハイキングぐらい。
まず、夕陽ポイントLomsak Cliff はキャンプ場から 8km程離れている。
レンタル自転車もあるようだが、歩いていくならそこでキャンプするのがいい。
とすればテントは持参がよい。
乾季のこの時期は空気が既に汚れていて見晴らしが良いとは言えない。
雨季明け直後の10月~11月ぐらいがいいのではないか。
その頃は花も多いだろう。
夕陽ポイントの Lomsak Cliff はここ:
朝日ポイントのNok Aen Cliff はここ:
滝巡りハイキング
キャンプ場から滝巡りのハイキングコースがある。
滝と言っても乾季の最中には水はチョロチョロとしか流れていない。
段差もわずか。
雨の直後、雨季明け直後ならまだ水が多いだろう。
一本の川筋をたどっていく、沢下り、沢登りの感覚だから川の岩盤の上を伝っていくとよい。
水場には象の糞が落ちているので野生の象が生息していることがわかる。
何頭ぐらい生息しているのか、ビジターセンターで尋ねてみたがわからない。
そこでは科学的な質問には応えられないようだ。
アメリカの國立公園のスタッフなら簡単に答えてくれそうな質問なのだが。
休日は避けるべし
下りの朝は2月1日金曜日だが、登ってくる人がやけに多いなあと感じた。
支那新年(月暦新年、旧正月)のはじめの日らしく、連休の始まりの日だったらしい。
支那系人の多いタイではチャイニーズ・ニューイヤーといって連休になっている。
少なくとも200人はすれ違った。
女の子はニコリとする娘が多い。
わかる人には日本人だとすぐにわかる。
下り時にはスイカを2切れ食べた。一切れ10฿。
感想
総じて大したことない山であった。
野生の象を見れたなら大発見であったが。
季節が悪くて乾燥し過ぎだろう。
緑の木が枯れている。葉っぱが落ちている。日本の落葉樹のように。殺風景。
山上台地は松林系。
沢筋は緑豊かな広葉樹。
一箇所、水が湧いているように岩盤から出ているところがあって、これなら飲めると思いボトルに詰めた。
お腹は壊れなかった。
シャワーを浴びたキャンプ場の水も飲めるような気がする。
Penpob Mai 滝 น้ำตกเพ็ญพบใหม่ の水場 はここ:
今度来るなら10月ごろにしたい。