いよいよタイで味噌作りしようかと、あらためて味噌、麹について調べていて、違和感が甚だしいのは、味噌汁を「飲む」と表現している人、サイトがたくさんあるということであった。
味噌汁の中には、豆腐あり、ワカメあり、野菜あり、キノコもありで、そんなのをすべて飲み込むことができるだろうか?
味噌汁は汁と言っても単なる液体ではない。仮に豆腐などの具が全く入っていない味噌の汁であったとしても、味噌の固形分がいくらか混じっているはずである。
それを飲むとは言い難い。吸うという方がまだなじむ。
味噌汁を飲むというのであれば、豚汁、けんちん汁、きのこ汁も飲むというのであろうか?
団子汁も飲み込むのか?
味噌汁のようなスープ状のものはすべて「飲む」ということになる。
味噌スープ、野菜スープ、トマトスープ、きのこスープ、コンソメスープ、、、これら全部を「飲む」と言う。
ビーフシチュー、カレーも液状度が高いから飲むことになる。
日本の鍋物料理はすべて飲むことになろう。
タイのトムヤン、トムヤンクン、トムヤンガイは汁状、スープ状だから飲むというのだろうか?
「飲む」と言うからには、歯で噛む動作、咀嚼活動は一切しないことを意味する。
味噌汁を咀嚼することなしに全部飲み込むことはできないであろう。
味噌汁はお椀で供されるもの。
飲む物は普通、コップ、カップで出される。
お椀物を飲むとは言い難い。
もう味噌汁を「飲む」というのは止めにしたい。
味噌作りに関する情報
タイの水は硬水?
このサイトにはタイの水は硬水だから軟水器で軟水にするという。
このチェンライに10年住んでいる人によれば、チェンライの水は軟水という。
Bandu の温泉も、Mae Chan の温泉もツルツル系の肌に優しいアルカリっぽい湯質からすると軟水なのだろう。
タイのカオマックは麹ではなくイースト?
麹と酵母・イーストの違い