先日、ヒマラヤ岩塩を買った。
1kg 55Rs=90円
0.3~0.5mm の大きさに砕いてある。
ほとんど食塩のような大きさ。
ピンク色の濃いものが混ざっている。
この塩をつけて歯磨きするとさっぱりする。
化学物質は混ざってないから安全。
ところが塩歯磨きに関するウェブサイトを見てみると塩の結晶で歯が傷つくなどと書いているのがいくつもある。
そこで硬度を調べていみると、
岩塩の硬度:2
歯のエナメル質:6
歯の象牙質:5
やわらかいもの(尺度1)~かたいもの(尺度10)で表され、ダイアモンドは尺度10、ガラス5、大理石3~4、金2.5~3。
歯のエナメル質は人間の体の中で一番硬い組織で、モース硬度は6~7です。
その下にある象牙質はエナメル質より少しやわらかく、モース硬度は5~6です。
【身近な物のモース硬度】
モース硬度1:チョーク
モース硬度2:岩塩、純金
モース硬度3:珊瑚
モース硬度4:鉄、真珠
モース硬度5:ガラス
モース硬度6:オパール
モース硬度7:人間の歯(エナメル質)、水晶
モース硬度8:エメラルド
モース硬度9:ルビー、サファイヤ
モース硬度10:ダイヤモンド
だから、いくらゴシゴシと塩で歯磨きしても歯に傷がつくということはありえない。理論上。
歯茎には傷つくかもしれないが、一時的なものであろう。
むしろ岩塩ミネラルマッサージ効果で歯茎にもよさそう。
市販の歯磨き粉には研磨剤が入っているから、その方がよほど歯にも歯茎にも傷がつきやすいはず。
これは歯科業界の利益を守るための情報発信
ただし、
岩塩の粉末の中には不純物、塩以外の硬い鉱物の粒子も混じっている可能性があるので、岩塩での歯磨きはやめたほうが良いかもしれない。
海水塩のほうがよいかも。