ウーティを目指して標高 2200m まで来れば涼しくなるのは当然だが、騒音、車両のクランクションは他のヒンドの街に劣らず最強レベルの音量と頻度であった。
山が近く反響するためか、一層響いているかもしれない。
そこがヒンドである限り、タミル語を話す人であろうがヒンズー語を話す人であろうが、クランクション騒音のひどさは変わらない。
唯一佛教徒のシッキム州だけはクランクションを控える美徳をわきまえているようだ。
ヒンドは世界一うるさい國と言っても間違いではないだろう。
多数派のヒンズー教のなせるわざなのであろう。
イスラム教徒もヒンズー教徒に負けずにクランクションを鳴らさなくてはいけなくなる。
イスラム教の騒音公害は朝5時に始まる。
チェンナイのような大都市のど真ん中で、近くにヒンズー教徒の住民が寝ていようが、切支丹教の教会があろうがおかまい無しに祈りの時間の拡声器放送を大爆音で行う。
毎日祈りの時間は変わるはずなのに、朝5時だけは変わらないようだ。
ヒンドでは避暑地に行けば避暑はできるが、避騒音、避喧騒はできない。
ヒンド人の性格
ヒンド人のクランクション作法から言えること。
ヒンド人は:
- せっかち
- 粗暴
- 騒音不感症
- 他人の迷惑を気にもとめない