大気汚染の問題
ヒンドにメディカルツアー、医療ツアーに来るなら雨季がいいだろう。
乾季の大都市は空気が悪すぎて、死にに行くようなもの。医療どころではない。
雨季なら雨で大気汚染が洗われて、比較的きれいな空気になるだろう。
医療機関の衛生水準の問題
ヒンドではバラナシのガンジス川の水を聖水として口にするくらいであるから、どんなに汚い水でもきれいとみなされないこともない。
一般ヒンド人の最低の衛生水準が低すぎるから、医療機関の衛生基準も下に下にひきずられてしまわざるをえない。
ヒンドの病院内ではどのような不衛生もありうるといえる。
実際に幾つかの歯科医院などを見てみたが、どこも十分にきれいとはいえないところばかりであった。薄汚さ、地の汚さ、こびりついた汚さがある。
深呼吸ができるほど空気がいいかもしれない雨季に大都市の医療機関を訪れて、安価に集中治療したとしても、成功する確率はどのくらいだろうか。
処置の種類によっても難易度は異なるだろうが。
一時しのぎでなんとか成功したように見えても、後でじわじわと問題がでてくることもあるだろう。
ヒンドに医療ツアーに行って、呼吸困難で苦しみ、医療ミスも加わり、かえって寿命を縮めることになりかねない。
大都市よりも地方の名医の方がいいかもしれない。