ヒンズー教=ヒンドゥー= Hindu=IND は現状維持のための教え、掟である。
カースト制(ヴァルナ・ジャティ)はあらゆる身分・職業を世襲にすることを要求する。
職業を変えることを不可能にする。
異なる身分の異性と結婚することを不可能にする。
特権階級が既得権益を守るため、現状維持のためにこしらえた制度に他ならない。
ヴァルナはバラモン、クシャトリア等の身分、ジャティは職業別の世襲差別。
ヴァルナ・ジャティ制(カースト制を否定するためには、輪廻転生(संसार サンサーラ)(現在のカースト・身分は過去生の結果であるから、受けいれろ)が徹底的に否定されなければならない。
輪廻転生がない理由
100年前のヒンドの人口が1億人とすると、現在の人口が13億人、100年後の人口が50億人ぐらいになるだろうか。
100年後の一人の生に対応する、現在の生は37億人分不足している。現在の一人の生に対応する100年前の生は12億人分不足している。
だから、過去の生も未來の生も、現在の生に対して数が不足したり、過剰だったりするから、存在しないということにならないだろうか。
人間は人間だけでなく、動物いにも生まれ変わるとしても数が合わない。
だから輪廻転生はない、とうことにならないだろうか。
佛陀は悟りによって、輪廻から脱したという。
佛陀は輪廻を否定したいのだ。
佛陀教に輪廻転生はない。
自分自身について、少年時代には、死んだ後に天國か地獄に行くという話は聞いたことがあるが、またこの世に生まれ変わって新しい人生を始めるなどとは想像したこともないし、信じたこともない。
人生は一度きりであり、来世、次の生はない。
天國地獄行きの話は、人を恐怖に陥れて宗教に入信させて金集めするためのセールストークにすぎない。
ヒンズー教=輪廻転生説は人を怠惰にさせる
ネパールのシンハ・タトパニ温泉に来てみればわかる。