タイで新車を買うと遮光フィルムのサービスがある。
それで、フロントガラスもドアガラスも遮光40%か60%か、と聞かれて40%のフィルムにした。
フィルムは、日差しが強い時には、いいかもしれないが、夕暮れ時、日の出前時など、薄暗い時には気持ち悪いぐらい見えにくくなる。
雨の日も見えにくい。
長旅していると、早朝、夕暮れ時にも見知らぬ土地を走ることが多いから見えずらいと恐ろしい。
フィルムによるメリットよりもデメリットの方が大きいと思う。
景色が自然な色合いに見えない。
それでネットでフィルムの研究をしたら、剥がすのは難しいらしい。
日本ではフロントガラスにフィルムを貼ることは禁止されているという。
業者に任せるしかないのか、買ったホンダショップでやってもらおうにもまだまだ遠い。
自分で少し内側から10cmぐらい剥がしてみると、剥げた。
が、寒い時に剥いだから糊がガラスに残ってしまった。
しばらくして今度は昼間太陽にあたって熱くなっている時に剥いでみたら、糊もガラスに残らずに綺麗に剥げるではないか。
それで左3分の1ぐらい剥いで様子を見た。
タイに戻って気持ちの余裕ができると、メーソットのポンクラム温泉の駐車場で全部剥ぐ気になった。
暑い日だったが、木陰にかかっていたのがよくなかったのか、ガラスにところどころ、まばらに糊が残ってしまった。
それですぐにガソリン給油所に行って満タンにし、小さな空きペットボトルにガソリンを少し入れてもらった。
ティッシュにガソリンをつけて吹けば糊は溶けて落ちた。
少し手間はかかったが、綺麗になった。
フィルム剥がしのポイント
- 太陽にあたって十分に暖まっている時に剥がすこと。
- 残したい部分はカッターで区切りをつけておく。
- ガラスに糊が残らないように丁寧に剥がす。
- ガラスに残った糊は、ガソリンで取る。