ナムアン温泉 Na Meuang hot springs はサムヌアの南18kmの山村にある。
見事な田園の中にある。
駐車場からあぜ道を歩いて200mぐらい離れている。
管理人の男が常駐していて金を徴収している。
丸型プールが5000キープ。
個室のバスタブが2000K。
朝8時から5時まで。
丸プールのお湯は41℃くらい。
苔が浮いている。
午後2時40分頃に着いたら誰も居なかった。
誰も居ないから湯は澄んでいてきれいであった。
ラオスの温泉はどこもそうだが有刺鉄線で囲われている。
地元民が湯浴みに来るということも拒絶されているかに見える。
午後5時に閉まるというので、2km下の集落で食事した後、6時頃に来てみたら管理人らしき男がバイクで追いかけてきた。
地元民がたくさん湯浴みしに来ているのかなと思ったら人けがなく誰もいないようだ。
中の様子は遠くからは見えないのだが、中には1人いたかもしれない。
日没後で暗くなってきたのでここの広いパーキングエリアで越夜するつもりで車の窓に網戸もして通気を良くして、車内でPC作業していたら、もう帰ったと思った管理人バイクと他2人ぐらいがバイクでやってきて車に近づいてきた。
なにやら気に入らないようでうるさいので相手にするのも面倒になり、ロックは既にしていたが、網戸窓も閉めて、車を移動させ出ていこうとしたら、彼らは必死に追いかけてくる。
この谷は一本道で上に行くか下の集落、幹線道路の方に行くかしかない。
タムルア、警察と言っているが、嘘ではないかと思う。
あたりは真っ暗な中、車の外に出ろ、窓を開けろ、荷物検査させろ、とまくしたてる。
自分が日本人であることは昼間に管理人の男にも既に伝えていたし、集落でビールも飲んだから村中に知れ渡っているはずであった。
思えばこのビールを買った店の婆さんもちょっと陰険な態度があった。
車の窓を少しだけ開けてパスポートだけ渡したが、彼らには読めないだろう。
荷物検査させろ、開けろとうるさいが、こちらはお前のIDカードを先に見せろ、と要求する。
どうにも通じない。
それで、タイ語のGoogle 翻訳でスマホ画面で見せて要求すると、ポリスであることを証明するIDは持ち合わせていないようだ。
制服を着ているようにも見えない。
拳銃を手にしていた。
とにかく暗いところでは盗難もありうるので、すぐ下の集落まで移動させよ、と要求しても通じない。
イキリ立っている。
こちらは何も悪いことをしているところを見られているわけではない。
ただ駐車場で車内にいただけであった。
車の周囲をコツコツ叩いてドアを強引に開けようとする。
こちらは本物の警察が来るまで車内籠城して待っているつもりだった。
自分たちが警察IDもなければ、荷物検査する権限もないことを悟ったのか、おとなしくなってパスポートを返されて、行け、と解放された。
幹線道路に戻って峠に出たところで泊。
翌朝の雲海と朝日は素晴らしかった。
Google 翻訳が役にたった。
ラオス語はタイ語に似ていて文字も同じ。
日没後に彼らの管理区域、彼らの集落近くに外人がいるということが、よほど氣にいらないのかもしれない。
こんなのどかな山間の温泉地に日本からやってきたというのに、そんなにいきり立たなくてもよさそうな状況であった。
ラオス共産党は恐ろしい。
上の沢には蛭がいた。
ナムアン温泉 Na Meuang hot springs はここ: