メーチャンの温泉には2年前に来ているが、その時は無料エリアで入浴する気になれなかった。
ゆで卵ができるくらい熱い温泉であった。
長い足湯のところで手で触るのみだった。
それであまりいい印象はなかった。
タイの温泉ランキングにも載せ忘れていたくらいであった。
だが、この温泉を特級クラスに入れざるをえない時が来た。
チェンライの北30kmのメーチャンの温泉は Pa Tueng パトゥン温泉というのが正式らしい。
実際にはメーチャンから7km離れていて、この辺はパトゥンという地名だから。
今回は夜通しの雨の朝の誰もいない7時ごろに段々湯のところで全身入浴を試みた。
これが丁度いいぬる湯で、肌触りがツルツル・スベスベの湯であった。
タイの温泉でおそらく一番ツルツル度が高いのではなかろうか。
重曹系のアルカリ性なのだろう。
日本の温泉のように成分分析表などはないから、経験から推測するしかない。
日本なら美人の湯である。
熱すぎる湯
この時の感激が忘れられすに、その後毎朝来ているのだが、雨夜の朝でもぬるくならない。
ぬるくなるかならぬかは10cm四方の湯の流入口をふさぐかふさがないかによっている。
その穴を白い発砲スチロール系の皿などで塞ぐと流入量が少なくなり、湯温が下がる。
しかし、来てから、穴を塞いだとしても、湯温が下がるのに時間がかかる。待ちきれない。
それである程度熱くても全身浴してすぐに帰るほうがよい。
一番いいのは大元の湯の流入量を半減してくれればいいのだが。
こちらがわざわざ穴を塞ぐ手間を掛けることなくぬる湯ができる。
現状では最下流段の湯槽でも熱すぎる状態。
これを7段の最下流段ではぬる過ぎ、最上段では熱すぎになればよい。
前夜の最後に誰かが穴を塞いだまま帰ってくれていれば、朝一番に来た時に長湯できるほどのぬるさに奴っている時が稀にある。
基本的にここは24時間利用可能な状態である。
縦に長いだけなのもいけない。
横幅を倍以上にすれば冷却効果も倍増するし、多人数が入りやすくなるのだが。
その後の改善
毎日のようにプラスチックや石を詰め込んだりしていたら、ある時流出湯量が少なくなってぬるくなった。
がそれも長続きせず、また流出口が大きくなって熱すぎになったりしていた。
その後、石を詰め込まれないように塞がれていた。
これでだいぶ熱さが軽減された。
今では、以前のように熱すぎて入れないほどのことはなくなった。
日本人が毎朝来るようになって2週間で湯音熱すぎ問題の根本的な解決が完了した。
24時間いつでも無料
パトゥン温泉の無料エリアの段々湯は24時間いつでも入浴可能である。
照明も夜通し点いている。
久しぶりに Bandu の温泉は朝6時に行くと真っ暗だった。
5人ぐらい先客いた。
オフィスには明かりが点いていたのに。温泉プールは真っ暗。
Banduの温泉プールは午後6時になると湯を抜かれて清掃モードになる。
湯の入れ替わりが遅いから午後には汚くて入る気になれない。
パトゥン温泉も人が多いと午後には下段の湯は濁ってしまうが、湯のかけ流し量が多いのでBanduよりはましな状況。