これまでの旅の途中で盗難、強盗にあった経歴を列挙する。
● 南朝鮮の首都ソウル 金の持ち逃げ 1990年11月
ソウルのバスターミナルで南部カンジュ光州行きのチケットを買う際に、電車の中かどこかで声かけられた日本語を話す若い男が自分も光州に行くと言い、一緒に行くか、チケット買ってくるからお金よこせ、となり、素直に渡したらそのまま逃げられた。
ソウルに来たのは片道航空券で行くアメリカのビザの申請のためで、すぐに滞在していた光州に戻る予定だった。
● スペイン 自転車の丸ごと盗難。 1995年
モロッコのCeuta(スペイン領)に行く船に乗るために港の町中で荷物付きの自転車を置いて歩いていて、戻ったらなかった。
しばらくして発見されたが、トラベラーズチェックなどが盜られていた。
この時はカメラなどは携帯していなかった。
● リトアニアの首都ビルニウス 1995年 ビルの一階のような屋内駐車場でテント張っていたら、靴を持ち逃げされた。雨が降っていて、雨雫の後を追っていくと、犯人の居場所がわかった。警察に届けて、容疑者も現れたのだが、否認され回復できなかった。<>
● 支那の首都北京 1995年11月 夜襲強盗
北京郊外の大きな公園内でテント張って寝ていた。
1泊目はよかった。風邪をひいていて咳がひどかったため、移動せずにもう一泊することにした。昼間に若い男2人組が来ていた。そいつらが夜中にナイフを持ってやってきた。
ナイフでの怪我はなかったが、抵抗したため棒で手首を打たれてかなりの血がでた。裸足で走って逃げる時に足裏の指が傷ついた。病院で縫ってもらった。
逃げたきった後も彼らはテント内のものを持ち逃げしていた。
警察に日本語担当もいたが、すぐに現場に行こうともしなかった。
パスポート、少しの現金、トラベラーズチェックなどが盜られた。
日本大使館で帰國のための渡航書を発行してもらい帰國した。
● ニュージランドの首都ウェリントンで車内に置いていたバックパックを盜まれた。2004年
レンタカーで3ヶ月回っている最中。外からよく見える置き方なのがいけなかった。
鍵を壊されていた。
警察に届けた。
翌朝、残骸は発見されたが、カメラ、トラベラーズチェック、テント、バックパック本体などが盗まれた。
日本円の現金も入っていたのだが、不思議と盗まれていなかった。
トラベラーズチェックの再発行手続きした。
● キルギスタンの首都ビシュケク 偽警察官に財布の中の50ドル盗まれる。
● インドの列車内ひったくり。2009年
バラナシに近づく夜行列車内で、列車が動き出して加速始める時に、中段の寝台で寝袋に入って横たわっていた。小さなサブバックは足の下に挟んでいた。男が来てサブバックを持ち去り、空いているドアから外に飛び降りた。こちらは飛び降りれない程列車は加速していた。
バラナシに著いて駅内の警察に届けたが、書面作成するのみだった。
● インド内でカシオの腕時計がなくなった。高度計も附いたもの。出國時の税関で抜かれた可能性高い。 2009年
● パキスタンのラホールのホテルでノートPCを盜まれる。 2009年
ホテルの従業員を容疑者として警察に届けたて、自筆で正式な告訴状を作成したら、本体は出てこなかったがホテル側から金銭的な補償が受けられた。
パキスタンの警察はあてになる。警察、裁判所内を見物できた。
● イランのアンドレアッバスのビーチ 2009年
インドで買ったSonyデジタルカメラが盗まれた。
ビーチのトイレでシャワーしていた。脱いだ服は上の方の棚に置いていたが、外から手を伸ばして持ち去ることができる構造になっていた。
周囲はほとんど無人だった。
警察に届けたがだめだった。警察、裁判所内を見物できた。
対策
強盗に遭ったら抵抗しないこと。怪我するのが一番怖い。お金はなくなってもまた稼げばいい。
他人から見えるところに盜られたくない物を置かないこと。