乾季だろうと思ってやってきた3月のベトナム北部はどんよりした曇の日ばかり。
海岸ではおどろおどろしい風も吹く。
雨も時々降る。
湿っぽい。
氣が滅入る。
調べると、ハノイ周辺のベトナム北部は季節風の影響で雲が溜まりやすい地帯らいしい。
日照時間が短い、というよりも全く無い。
ほとんど太陽が出ない日が続く。
東京よりも、中部ダナンよりもハノイの3月の日照時間は短く、ホーチミンの4分の1ぐらい。
雨の日が多いか否か、雨季か乾季か、よりも日照時間の多少を調べてから行くか行かないかを決めた方が良い。
ベトナム北部にこの時期2月、3月に来るのはやめたほうが良い。
気温は涼しいといえるが、湿っぽく、青空なく太陽がでないと気が沈む。
ホテルの部屋の中も湿っぽい。濡れた床が乾かない。
そのせいか、簡単に値下がりする。
25万ドンの部屋は15万になる。
朝日も夕陽もないから、その美しさに感動する機会もない。
灰色の天気が永遠に続くかのやう。
このサイトの2~3月の日照時間のデータは実際よりも多いようだ。
太陽がないから色白のベトナム人
どんよりした灰色の空が続くのはヨーロッパの冬のようでもある。
北ベトナム人の肌の白さは日照時間の短さからもたらされる。