サムヌアからベトナムの國境Ban Na Mangまでは約80kmだが、途中30kmのところにビエンサイ Viengxay という街があり、そこに洞窟が無数にある。
第二次インドシナ戦争、ラオス・アメリカ戦争時にアメリカ軍の空爆を逃れるために、
パテート・ラオ Pathet Lao ປະເທດລາວ 共産主義グループが避難生活をしていた。
パテート・ラオとは文字通りではラオ族の國、タイ語でプラテー・タイというのと同じ。
ラオ國、タイ國のようなもの。
当時はまだアメリカにバックアップされた南部のラオ王國政府と、北部のベトナム共産軍にバックアップされたパテート・ラオ共産軍が戦っていた。
1964年~1973年ぐらいの間にここの洞窟群が使われているたようだ。
アメリカ軍の爆弾も岩石に守られた洞窟のすべてを破壊することはできなかった。
夕暮れ時に着いて、翌朝6時半から散策してみた。
主な洞窟にはゲートが有り、まだ閉まっているところと、開いていて中に入っても、既に庭掃除をしている人たちから文句をいわれないところとがあった。
最初に閉まってる洞窟入り口の脇にあぜ道が続いているのでどんどん歩く。
ゲートのない小さな洞窟もある。
リーダー格の人物家族ごとに洞窟が住居として割り当てられているようだ。
自然の洞窟からトンネル掘削して広げている。
ファランが2人、オーディオガイドツアーしていた。
街のヒンド人のヒンド食堂に別のファランが一人いた。
Unitel のデーター切れでこのヒンド人から5000キープのトップアップカードを買った。
他の店では最低額1万キープからしかなかったがやはり5000キープもあった。
最後の24時間1GB/5000キープのプランを買う。
キープ切れで追加1000バーツ=273000キープを両替した。市場の商店で。
キープはどんどん弱くなっているようだ。
べトナム帰りにまたラオスに戻ればキープが必要になる。
ビエンサイの街を離れると、道が悪くなった。