バンコクからバスでチェンライ行き夜行バスに乗ったら早朝チェンライの第2バスターミナルを過ぎ、降りる予定だったチェンライ中心部のバスターミナルには寄らなくて通り過ぎ、おろしてくれと降ろされた所は丁度郊外の温泉に入る道の前だった。食堂で朝の1杯の麺を食べる前に、降りてすぐアマゾンで買ったスマホ充電器を座席に置き忘れたことに気づいた。バスは60km離れた最終目的地のメイサイに行っていた。通り過ぎていたことで慌てていたのだった。それにまだ薄暗かった。
バスの男の乗務員が発見してくれるだろうことは明らかだったので、戻ってくる確率は高いと読んだ。食後にまずポリスに届けようかと探したが近くには警察署はなかった。チケットに記載されていた電話番号にかけるとまだ営業時間前のアナウンスだけ。
それで近くの番BANDU マーケットを歩いた後、3kmしか離れていない温泉に行ってみることにした。モトサイ=バイクタクシーで20バーツであった。
温泉は Pong Phra Bat Hot spring といい、Bandu 温泉とも呼ばれる。正確にはチェンライ県のバンドゥ市なのだろう。
外の大きなプールに入るだけなら20バーツ。個室風呂は50バーツ。1日ゆっくりできるらしい。
温度は温めで39度ぐらいか。源泉はもっと熱い。
午後にもう一回入浴するとロングステイの日本人が一人いて、チェンライ中心部から毎日ここまで自転車で来ているという。
昼ごろまたバスチケットに電話したらこの番号に電話しろといわれ、その番号に電話したら次の番号に電話しろと言われ、その番号に電話したら保険請求関係の会話になったり、また次の番号に電話することを求められ、今度はまた同じ番号をいわれるという、たらいまわし対応ばかりであった。それでホームページのメールアドレスにチケットの写真添付でメールし、フェイスブックにもメッセージを送った。ファイスブックの対応でも次の番号に電話たらいまわしだったが、そちらがこちらのメッセージを責任部署に転送し、そちらからこちらに連絡させるべきことを要求したら、問題の忘れ物は第2ターミナルの事務所で保管されているという返答をえることができた。
翌日行ってみると無言ですぐに返却された。
この辺りの空気も白く霞んでいる。青空がない。煙害らしい。この季節の内陸部はどこも白く濁っている。青空を求めたくなる。