1日2~3回、21日間の連続入浴後、次の10日チケットを買うのはやめて、カサカサになった肌を休めるためにも足湯のみで過ごした。
10日チケットは一日ごとの回数券ではなく、10日間の期間券だから、1日おきに5回しか入場しなくても10日後には回収されて無効になる。
洗い場に流れる温泉をバケツに入れ、座れるところに腰掛けてバケツに足を浸す。
そのままでは熱いから川の水を3リットルぐらい混ぜる。
スマホのタイマーをセットして10分ぐらいで十分暖まる。
最近の最低気温は9℃で日中は20℃以上になるが、足は冷えやすい。
朝、昼、晩の3回足湯していた。
足湯を終えると気持ちいい。
寒い時に足が温まると気持ちよさで満たされる。
浴場の借りバケツで足湯してると怒られた
洗い場には貸してくれる共用バケツが置いておる時間もある。いつもあるわけではない。
朝6時半ごろに行って、入り口のところにあった青いバケツを取って洗い場の方に降り、お湯をくんですぐ近くで座って足湯していると、いつもの管理人の男がやってきて、何やら足湯をやめさせたいらしい言動をしていた。
なぜいけないのか? と英語で聞いても、英語で返答はない。英語はしゃべれないのだろう。正確な理由はわからない。
バケツに足を入れてはいけないほど足が不浄とみなされているのか、あるいは、バケツが足りないというのか? 金払ってないから、使えないというのか? 誰もやったことのないことをやっていることが気に入らないのか。ネパール人が真似すると収入が減って困るというのか。
この洗い場は有料エリアとは思えないほど人が自由に出入りしていた。浴場の閉館時刻の4時半以降もずっと自由に出入りできている。
丁度あがって帰ろうかと思ってたところだったから、すぐに足を拭いて靴を履く動作に移った。
帰りに入り口のところにはその男がスマホをいじってて、足元にはいくつもバケツが重ねてあった。
いっぱいあるじゃないか、
と行って去ったが、腑に落ちない。
それ以降、バケツは宿に借りて持参することにした。
持参バケツならケチのつけようがなかろう。
その後はどこからも苦情はない。
バケツ足湯はホテルでもできる
寒くなるのは久しぶりである。
昨年の今頃はタイのメーホンソンのパイ Pai の象キャンプでやはり温泉定住していたが、こちらの山間部の標高900m地帯の方がずっと寒くなりそうである。
移動しながらのホテル泊まりでも、ホテルのトイレにはバケツがついていることが多いので、寒い時には、ホットシャワーさえあれば、バケツにお湯を溜めて足湯ができる。
ただ、電気ホットシャワーは非力で十分に熱くならないことが多いのが難点。
部屋にバケツがなければ、借りることもできるだろう。