サラワン ສາລະວັນ 方面へ行かず、Thateng タテン 方面に右折すると、日本の援助道路であった。
10km程右手に小さな市場があり、覗いてみると、異様な雰囲気。
売り子の女たちは、盛んに竹筒タバコを吸っている。少女から老女まで回し吸い。
こんな光景は見たことがない。
奥につながる村を覗いてみることにする。
Kok Phoung Tai ພຸງໃຕ້ コクフォンタイ村というらしい。
赤土の道がうねっている。
ホームステイの看板があり、それを探してみる。
下着はいてない子供が多い。
中央の広場で子どもたちが遊んでいる。
探し当ててみると、オーガニックコーヒーが売りらしい。
竹のカップに入っている。
砂糖なしで飲む。濃い。
お湯を注ぎ足す。
やかんを向こうから持ってくる。
電気ポットなどない。
一泊5万Kで2食付き。
部屋は2部屋のみ。
マットと毛布とモスキートネットのみ。
夕食には鶏か、豚かと聞かれて、蛙と答える。
ガイド付き農園ツアーがある。無料。
夕食出てきたのは生の蛙を切り刻んだおひたしのようだったが、茹でているらしい。
スパイスが効いていなくて物足りない。
自分たちは赤く染まったものを別容器で食べていたので何かと聞くと、同じカエル料理という。
外人向けに唐辛子なしにしたようだ。
はじめに聞いてくれればいいものを。
タイではペッかマイペッかとよく聞かれるが、ラオスでは聞きもしないで唐辛子抜きにされる。
翌朝の朝食は、パンと卵にするかと聞かれて、ローカルフード、皆と同じものを、と求めた。
ファラン客相手に朝はパンと飼いならされていいるようだ。
カボチャを練った、マッシュポテトのような朝食になった。
カオニョウも食べてうまい。
塩気が物足りなくて、塩を求める。
テーブルソルト等はない。
小皿に塩が出てきた。
ここはアヘン中毒患者 の隔離収容村という感じがする。
吸っているものはタバコのみらしい。
村の入口に監督署のようなものがあって、タバコ以外のものを吸っていないか監視されていると言っていた。ということはもともとタバコ以外のものを吸っていた人たちなのだろう。
ラオスにはタバコの年齢制限はないのか?
こんなに喫煙してたら長生きもしないだろうと思って、最老齢者は何歳かと聞いてみたら、103歳の男性がいて、会わせてくれた。
暗い部屋の中でじっとしていた。
喫煙はしていないらしい。
どこでも女性の方が長命のはずであるが、ここでは男性の方が長命ということか。
男よりも女の喫煙者のほうが目立つ村である。