パクセからウボン・ラチャタニに抜けるラオス・タイ國境、Chong Mek チョンメックに行くには、パクセーの New Market, Dao Heuang Market の近くからミニバンが出ている。25000K 。
乗り場はここだった:
Dao Heuang Market で近くの人に聞けば教えてくれるだろう。
25000K は100バーツ。距離の割には高い。
ラオスは交通費がタイより割高なことが多い。
終点で降りると、そこにラオス側の出國スタンプ押し場がある。
パスポートを出すと、こんなピンクの紙切れを渡されて、隣の窓口で金払ってこいと言われる。英語の説明がかかれてないから理由がわからない。
オーバータイムチャージとは何ぞや?
隣の窓口で尋ねてみると、Overtime Charge という。時間外料金のことらしい。16時以降に来ると10000K (130円)払えということらしい。その時は、16:20。
そのような課金に関する説明はどこにも公にされていない。見つからない。
このボーダーは20時まで開いている。
オーバータイムというくらいなら、閉鎖すればよいではないか。
公式に20時まで開いているということは、20時以降がオーバータイムということになる。
故に、16時20分はオーバータイムではない。
ばかばかしくて、払えないので、元のスタンプ窓口に戻り、ピンクの紙切れを投げ返す。
なぜオーバータイムなのか、どこにそんな課金警告が公示されているか、追求してみるが何も反論されず、ただひたすら払えと繰り返すばかり。
払うつもりはない態度を示していると、しばらくしてパスポートを返却された。
出國スタンプが押されているように見えた。
コップチャイ(ありがと)、グッバイしてタイの方に歩いて行く。
スタンプをよく見ると、CANCELED のスタンプが重なっている。何これ?
タイの方に歩いていくと、最後の検問員らしき人が立っていたが、止められることなく、パスポートもチェックされることなく、200m 先のタイ側に到達することができた。
タイの入國スタンプも押されて通過。タイ側でもラオスの出國スタンプをチェックしている様子はなかった。
出國スタンプを押さない國は多い。
アメリカ、朝鮮、ヨーロッパの國々。
面倒くさいし、必要ないから。
それだけ出國手続きの時間短縮できて、インクも節約できていい。
このボーダーでは、ラオス側の出國手続きは無視して、素通りし、タイ側の入國手続きに進めば良い。
ラオスにオーバーステイした場合に罰金を避けるには、このボーダーが利用できる。
ラオスの國境はタカリ体質が酷い。入國の時にもたかり、出國のときにもたかられる。國境によって異なる。
ちなみに、パクセからタイのウボンラチャタニに直通バスが出ている。
これに乗った場合も出國手続きは避けられないが、ラオス側で金をせびられた場合に交渉力が弱くなる。他の乗客と一緒にバスに遅れないようにしないといけないから。
できるだけ、國境は歩きで通過するようにした方がいい。國境でバスを乗り換えるようにする。國境の街で1泊するようにする。
國境では議論する時間が必要な場合がある。
それに、ラオスからタイへの國際バス、直通バスは割高。タイからラオスへの國際直通バスは割高ではないようであるが。
ビザランの場合はラオス側の入國スタンプなしにタイに戻れる國境
タイからビザランでこの國境を選べば、ラオス側に入國手続き+オーバータイムチャージもされなくてもタイに再入國スタンプを貰える可能性もある。
これはタイのスタンパーがラオス出國印をチェックするか否かによる。
ラオスのビザなし滞在期間は14泊15日
ベトナムと支那のビザなし滞在期間は最大、15泊16日であるが、ラオスは14泊15日であることに注意。ラオスとベトナムは、支那と違って滞在期限が明記されているのでわかり易いが。
イグアズの滝からブラジル~ウルグアイ走破
昔、パラグアイ、ブラジル、アルゼンチンの國境にあるイグアズの滝に来て、パラグアイ側からブラジル側にビザ無しで入國スタンプ無しで入國し、そのまま数日間、自転車でウルグアイのモンテビデオ目指して走り、10日後の陸路出國時にはブラジル側の検問を避け、ウルグアイ側の入國印だけもらったことがあるのを思い出す。
1993年当時は日本人はブラジルには無査証で入國できなかった。今もそうかもしれないが。
イグアズの滝だけは観光目的で勝手に入れた。その勢いでウルグアイまで走ったというわけ。
モンテビデオの空港からモスクワ経由のミュンヘン行きのアエロフロート航空券を5万円ぐらいで買っていた。
出國スタンプはできるだけ避けるにしかず、という教訓。
これだけでオーバーステイの罰金を逃れたり、出國時に金をたかられたりする機会を減らすことができる。