素直にサヤブリ、ルアンプラバンに直行すればずっと舗装道路だったのかもしれないが、バンビエンの北の Kasi にある温泉に行きたかったので東にルートをずらすために一山越えて北上を開始すると、途端に土道路になった。
これがいつまで続くのか、と思いつつ走っているといつまでたっても舗装道路は微塵もない。
集落部分だけ部分的に舗装されているとか、そういう半端な道の装飾は一切なかった。
ビエンチャンからバンビエン、ルアンプラバンへの幹線道路に出るまで、150kmはずっと土の道路であった。
悪路線:
手入れされているところは平らな部分もあるが、凸凹度がひどいところが多かった。
穴が多い。
時速10km~20kmぐらいの速度でゆっくり走らざるをえなかった。
土埃がすごかった。
ミャンマー以上の悪路を感じた。
ミャンマーで150kmもの幹線道路でずっと舗装が一部分もないということはなかった気がする。
ラオスでは路線ごとに舗装するかしないかを決定し、徹頭徹尾それを貫徹するようだ。
一部分でもその決定に反して舗装するとかしてしまうと刑務所に入れられるのだろう。
日本ならこんな悪路は放置できずに土日も休まずに近隣住民総出で道路工事するかもしれない。
ラオス人は放置できるということ。
ラオス人の怠惰さを感じる。
ラオス共産党ここにあり。
そもそも車が少ない。
ミャンマーのようにホンダのフィットが走っているのを見かけない。
乗用車は少ない。
ミニトラックがほとんど。
車人口が少なく、バイク、歩きが多いから不便を感じる人が少ないのだろう。
夕刻から雨になりそうだったので急いだ。
雨は少量で助かったが翌朝はぬかるんでいた。
水たまりができるほどではなく、土ホコリを抑える効果の方がスリップ効果よりも高くてよかった。