ベトナムをバスが走り始めて、驚いたことは田んぼが緑麗しく、稲が伸びていること。
ラオスでは田んぼはどこもカラカラで、日本の冬の田んぼのようであった。
それがベトナムに入るととたんに緑だからびっくりする。
山間から平野部まで200kmの間、緑でない田んぼは見なかった。
2月末である。
日本なら耕作放棄地だらけで夏場でも稲のない田んぼも多いが、ベトナムでは万遍無駄なく耕作されている。
8000万の人口を養うためには田んぼを休ませてはいられないのだろう。
タンホア Thanh Hoáに近づいた平野部の田んぼでは、農薬らしきスプレーしている農婦を見かけた。
ずっと曇りがちな天気だった。