ドイトゥン近くの標高1400mぐらいのところに植物園があり、そこから2km下るとアカ族の村Lise があった。
地図にはキャンプ場と書いてあったがそれらしい施設はなく、広場でもどこでも勝手にキャンプできるかもね、という感じであった。トイレの水は出なかった。
小さな集落で歩き始めると、犬が何匹も吠えながら寄ってくる。そんな難所が5回くらいあった。
メーチャンの温泉街近くのアカ族の村でも犬によく吠えられた。
これはアカ族村で共通のようだ。
人々のあまり友好的でない雰囲気に合致する。
十字架を頂いた小さな切支丹教会堂もあった。
プレシピタリアン派と書いてある。朝鮮人が2015年に立てたとステッカーが貼ってある。
朝鮮資本で建てられている点も赤族村に共通らしい。
セメント舗装の坂道で、歩ける距離は総計300mもない小さな山村。
午後の日差しは暑い。
広場前の東屋の下に男2人いて、壁掛けテレビのタイ語番組を見ていた。
アカゾク村の人々にタイ語を刷り込むための共同視聴テレビであろう。
植物園の前の土産物屋の女達はこの村に住んでいるという。
タイ人なら誰でも知っているコボリもアンスマリンも知らなかった。テレビなしで育ったのだろう。
あんなに犬に吠えられまくるとすぐに長居したくなくなるし、再訪も避けたくなるだろう。
噛まれるところまではいかないが。