シポウで温泉を見つけて、他にもないかと地図で探したらラショ(ラシオ)Lashioにもあった。
汚いとの評価で期待すべくもなかったが、来て正解だった。
汚いのは汚い、ゴミが散乱している。
このゴミだけ、まめに片付けてくれさえすればよいのだが。
ここは支那人優勢な文化圏である。
ただし大プールの湯は流出量が豊富過ぎて汚れるよりも浄化される方が早い。
と思ったら、翌朝来てみると、雨上がりの翌日のせいか、人も多く、皆シャンプー石鹸を使って身体を洗いまくるので石鹸アカが水面に漂っている。
上流に向かって右側は湯が滞留しやすく、汚れも溜まりやすい。
左側に泳いで行けばだいぶ綺麗だった。
11時頃、太陽が出てくると、ヘドロっぽい、藻玉のようなものがたくさん浮き上がってきている。
泥底でガスが発生してブクブク上がってくる。
ラショ温泉は、ラショ中心部から5kmほど北の外れにある。
雨の中、温泉のゲートをくぐると、料金徴収人が来て1300K拂った。
チケットはくれなかった。
払いたくなければ、車はゲートの外において入れば一人分300Kになる。
雨が降ってなければそうしたかもしれない。
そのまま個室風呂の前に車を止めた。
別途1000Kでこんな個室風呂に入れるようだ。
そこはもちろんパスして、トイレと食堂を探して奥にすすむと、眼下に大きなプールから湯気がもくもくと立っているではないか。
食堂もあって、トイレを借りた。
食べる前に全体を一周りして、入浴。
冷たい雨がしとしと降る中、すこし熱めの湯の温度はちょうどよい。
冷えた肌にジンジンくる。
底は深くて泥状になっている。
対岸に泳いでみると、コンクリートで浅くなっていた。
こちらの方がくつろぎやすい。
この近くに安宿があれば長期滞在できそうなところである。
シャンプーで頭洗っている人がいるが、湯量が豊富でシャンシャン流されるのでそれほど氣にするほどでもない。
洗濯している男もいる。
見ていると、合成洗剤をつけすぎな感じ。
こんなのはもっと下流の方でやってもらいたいのだが、そういう分別はない。昼間の1時頃で人は少ない。
ラシヨ温泉の泉質
泉温は推定41℃。
透明ではない。深緑。
ツルツル系ではない。
酸性でもない。
中性か。
サバサバ系。
昨日の朝のシポウ温泉はぬる湯キビキビ系だった。
それに比べれば十分に暖まる、汗も吹き出てくる熱湯。
寒い季節には丁度良い熱さ。
男女別のプール
男しかいないな~と思ったら、女は向こう側のプールらしい。
ミャンマービールで大当たり!
浴後の熱冷ましにミャンマービール。
ついでにタミン、定食2000Kを注文したつもりが、焼き飯が出てきた。
食後一服して、金を払う時に、店の兄ちゃんがミャンマービールの栓の蓋の裏をめくると、Free Beer と出た。
もう一本無料で飲めるらしい。持って帰ることもできるのだろうが。
雨で動きたくないから、PC作業もできそうな食堂だし、その場で栓を開ける。
今度は外れ。
蓋がくじになっているのは常時ではなく、特別期間だけなのか。
現金も当たるようだ。
外人がこんな事情など知るはずもなく、ここのレストランの店員は正直に
当たりを教えてくれた。
16歳の兄ちゃんはビルマ系で、11歳の少女は他民族系。
このレストランで初めてテーブルと椅子でPC作業できた。
電源も届いた。
3時半頃から1時間ぐらい停電してた。
WiFi はないから自前のSIMでネット接続。
1日で500MBぐらい使った。
夜10時閉店。
温泉は朝6時開店。
危険レベル2:不要不急の渡航はやめてください
外務省の海外安全情報によれば、ラショの周辺は危険レベル2になっていて、不要不急の渡航はやめてください、と行っている。
ラショーの都市部は除外されているが、そこに陸路で至るには、危険レベル2の地域を通り抜けざるをえない。
今回はMan Sam 経由で来たが、至って平和な雰囲気であった。
外務省のこんな危なっかしい情報を見たせいで、温泉がなければ来なかったであろう。
知らぬが佛である。
支那との國境のMuse にも行けるだろうが、國境まで行ってしまうと、また車で内部に入って来る時に拒絶されかねない問題があるので、あまり國境近くまでは今回は行かないことにしている。
この人、しっかり外人料金3ドル払ってる。徒歩で來たのなら、300チャットでいいから。
未踏温泉の情報